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ご質問と回答履歴

カイロプラクティックと整体はどう違うのですか?

カイロプラクティックは、代替医療の一つで、100年余り前、アメリカのダニエル・デビット・パーマーによって確立された手技療法です。カイロプラクテックの名称はギリシャ語の「手」(Chiro)と「技術」(Prakticos)を組み合わせた造語だと言われています。

カイロプラクティックは、肩こりや腰痛などの疾病の原因が主に背骨の歪みから起こってくるという考え方から、アジャストと呼ばれる施術によって、背骨の歪みの調整を行うとされています。脊椎などに直接的に力を加えることになるので、神経を痛めるなどの危険性も指摘されています。


アメリカなど30数カ国では公的資格として法制化されていますが、日本を含む多くの国では公的資格ではなく、各種民間療法の一つと位置づけられています。
中国や日本で生まれた「整体」も人間が本来持っている自然治癒力に着目する代替医療、手技療法、民間療法という意味では、カイロプラクテックと同じ位置づけになります。


摩季学長が開発した「総合整体療法」は、背骨や骨盤の歪みやズレを直接的に矯正する手技ではなく、
背骨や骨盤の歪みやズレを招いている筋肉のアンバランスに着目し、人間に本来備わっている筋肉と関節のメカニズムや、神経の働きのバランスを調整することによって、自然治癒力を高めながら元の健康な状態に戻すための手技療法です。


総合整体療法は、
①コア・スタビリぜーション(体幹の神経バランスを整えるテクニック)
②ジョイントムーブアプローチ(関節と筋肉の歪みを整えるテクニック)
③オステオパシー(身体機能を考慮したソフト整体法)
④コンプレックスPNF(複雑な神経捉通手技法)
などによって、体の運動機能を無理なく整える安全性と効果の高い手技療法です。


具体的には、円背や側弯、背骨と骨盤、アライメント(姿勢)の全般的な調整、O脚やX脚、回内足などの徒手矯正、肩甲骨や四肢関節の調整などです。

摩季れい子さんが発明し、ヨネックスと共同開発した「マッスルパワーSTB」は、本当に、着るだけでコアバランスが整ったり、柔軟性が改善されたり、運動能力が向上するんですか?
そうだとすれば、それは何故ですか?

本当です!
例えば、ヨネックスが新商品受注会に来られた一般アスリート50人にSTB着用前と着用後に、腰背部筋の柔軟性を見る①立位前屈と②SLRテスト(仰向けなり、ヒザを伸ばしたまま足を挙げる)、③立ち幅跳び、④左右の体重バランスを調べたところ、平均で①は、3.5cmアップ。②は8度アップ。③は10センチアップ。④は0.8㎏改善したという結果がでています。

また、検証結果をまとめた動画は、MAKIサイエンスウェア開発研究所のホームページ をご覧下さい。


摩季学長は、数多くの故障したスポーツ選手や一般クライアントに長年、メディカルトレーナーとして関わる中で、体幹(コア)のバランスを整えることによって姿勢が良くなったり、筋肉の柔軟性が改善され、体の使いかたも無理な動きが少なくなり、本人が持っている潜在的な運動能力が発揮しやすくなることに着目してきました。
そして、筋肉を効率よく使うことによって疲労を軽減し、スポーツ障害を予防できるのではないかと考えて来られたのです。


その中で、「筋肉の起始部停止部固定理論」を構築されました。
簡単に言いますと、筋肉は骨に付着する、着きはじめ(起始部)と着き終わり(停止部)があり、その部分を固定(着圧を加える)することによって、筋力が発揮しやすくなるという理論です。


その理論に基づき、骨格や筋肉に合わせて、強・中・弱の3段階の着圧の異なる素材を適所に配置することによって、着るだけで骨格や筋肉をあるべき位置にもどし、コアバランスを整え、パフォーマンスアップを高める高機能アンダーウェア、マッスルパワーSTBが誕生したのです。


正に、摩季学長のメディカルトレーナーの経験と視点、ヨネックスのテクノロジーとの融合の結果、生まれた発明といえます。
今年5月には、胸や腰まわりなど女性の体型に合わせた着圧設計のレディースも新発売(特許出願中)されます。


中川さんもぜひ一度、試着してみてください。すぐに違いがお分かりいただけると思います。

メディカルトレーナーの養成校は、関西メディカルスポーツ学院以外にもあるみたいですが、他の学校とどこが違うのですか?

関西メディカルスポーツ学院は、メディカルトレーナーの創始者である当学院の摩季れい子学長が、日本で最初に創った「メディカルトレーナーの養成校」です。


メディカルトレーナーの養成校が他にも増えたということは、いい意味で社会的に認知されたと言えるでしょう。


ただし、メディカルトレーナーという名称は他校も同じですが、カリキュラム内容は違うと思われます。
なぜなら、メディカルトレーナーは理学療法士や柔道整復師のような国家資格ではありませんから、統一された技術や共通のカリキュラムがないからです。


摩季学長は、単にメディカルトレーナーという新しい職種をつくただけではありません。
医師はもちろん、理学療法士や柔道整復師とも違う「見方」やアプローチの方法、すなわち「動きの考察法」やメディカルトレーニング法など、メディカルトレーナーとしての独自の技法を開発、確立したのです。この「動きの考察法」やオリジナル技法が学べるのは当学院しかありません。

マッサージと「筋操作法」とは、どこが違うのですか?

筋操作法とは、摩季学長が多くのクライアントのコンディショニングに関わる中で、1987年、筋肉の状態を良好にし、動きやすくする方法として考案、開発したオリジナル手技です。


故障した筋肉は搬痕化や委縮により衰え、柔軟性も低下します。また、関節損傷を負った場合も不使用の期間が長期に渡れば、関節拘縮や筋肉の委縮による筋力低下が表れます。このような状態に陥った場合、運動能力は大幅に低下します。そのため、故障を一度経験したクライアントが再びスポーツに復帰するために取り組む体育リハビリトレーニングで、それらのリスクをどう回避させ、筋力を回復させるかがカギであり、課題でした。


従来から取り組まれているメディカルリハビリテーションには、物理療法(温熱療法・慣例療法・マッサージなど)やROM訓練があります。この物理療法に加え、筋肉の伸展力を引き出す方法として、筋肉を直接ストレッチさせる手技法を考案し、スポーツ臨床の中で実践してきました。その結果、最も伸展力を発揮し、筋肉の血流を高め、運動を起こしやすくするオリジナル手技を確立し、「筋操作法」(マッスルセラピー)と名づけました。


筋操作法は、筋肉の全長へのアプローチや、瘢痕を招いている局所部位に徒手の腱、手掌(手のひら)、指、拇指(親指)によってコンプレッション(圧力)を加えることで筋肉を活性化させ、柔軟性を回復させます。筋肉の伸展力を直接操作することによって、関節可動域も改善され、筋トレ対応力の向上を図ることに成功したのです。


その手段には、二つの方向がある筋肉の起始部から停止部(遠心法)と、停止部から起始部(求心法)に対して、筋肉の状態に応じ順次、刺激を与えていきます。


筋操作法の特徴は、手掌全体を主として体重を手根骨から指へと運ぶように荷重をかけながら、皮膚から筋肉への刺激をソフトに送り、筋肉の伸展力とともにその位置にある知覚や運動神経も活性化させる効果が得られる点にあります。


この摩季学長考案の筋操作法(マッスルセラピー)が学べるのは関西メディカルスポーツ学院だけです。

コンプレックスPNFとは、どのような手技なのですか?

故障した下肢関節は可動域制限や痛みにより運動量が低下します。
その運動量の低下は、下肢3関節(股関節・膝関節・足関節)の筋力・柔軟性・神経調整力などの総合機能を低下させます。


そのような状態に陥ったクライアントに体育リハビリトレーニングを実施するにあたり、1985年、PNF(徒手により抵抗を与えることによって神経を促通させる手技法)の研究を進めていた摩季学長が、歩行時や動作時に必要とされる筋肉と神経の反応力や、調整力を向上させる手技法として、矢状面・前額面・水平面で構成する複合運動によって、関節に固有する筋紡錘・腱器官の活性化を図る方法を考案されました。


それがコンプレックス(複雑な)PNFと名づけられたオリジナルのPNFパターンです。
それは、矢状面での①屈曲ー伸展パターンjと、3D複合面での②屈曲ー外転ー内旋ー伸展、③屈曲ー内転ー外旋ー伸展、さらに④屈曲ー外転ー外旋ー伸展、⑤屈曲ー内転ー内旋ー伸展のパターンがあります。

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